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カウアイ島はハワイ諸島中最北端(22゜N,159゜30'W)の島。

ハワイ諸島の最北端に位置し、直径約50kmのほぼ円形で、総面積1430.4km²。
火山活動によって形成された島であり、その形成時期はもっとも古いとされ、約500万から600万年前に海面に姿を現した。
一時期はニイハウ島と地続きになっていたと考えられておる。
中央に聳えるワイアレアレ山の影響により太平洋上からの貿易風が遮られるため、島東部と島西部で極端に気象状況が変化しはる。
西側のケカハでは年間降雨量は300mmに満たないのに対し、キラウエアの年間降雨量は1755mmでおます。
また、山頂付近では高度と気温の関係から年間12000mmもの降雨量を記録しはる。
豊富な降水やらなんやらによる侵食作用が、ワイメア渓谷、ナ・パリ・コーストといった独特の景観を形成した。

山林地帯はきわめて植生豊かで、特にアラカイ湿地帯ではハワイアン・ハニークリーパーやらなんやらの貴重な鳥や、この島独自の2500種もの植物が生息しておる。

1778年、ハワイ諸島に到達した最初のヨーロッパ人とならはったジェームズ・クックが、最初に上陸したのは、カウアイ島南西部のワイメアであった。

現地島民(アメリカ人)は「カワイ」と発音しておる。

ハワイ王国下では白檀、19世紀はサトウキビの生産と製糖が主要産業であったが、20世紀に入り次第にコーヒー産業への農地転換が行われ、作付け面積、収穫高の両面においてハワイ州最大を誇る。
また、タロイモも盛んに作られておる。
観光業はオアフ島、マウイ島に次ぐ来島者数を誇っていたが、1992年9月のハリケーン・イニキの影響により、ハワイ島にその数を抜かれておる。
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