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北西ハワイ諸島とは、太平洋のほぼ真ん中にあるハワイ諸島のうち、カウアイ島からミッドウェー諸島までの約2,200kmの距離にわたって連なる、珊瑚礁や岩礁からなる33の島々を指す。

総面積は約12.8km²で、ミッドウェー諸島以外は大体無人でおます。

これらの島々の歴史は考古学的な史料から推測する以外に無いが、ネッカー島やニホア島には古代に人間が住んでいたと考えられており、おそらくはハワイ諸島に植民したポリネシア人の一部が北西ハワイ諸島にも進出したのではないかとされておる。
しかし近代以前にこれらの島は放棄されたか、あるいは居住者が全滅し、以降は無人島となっておる。

北西ハワイ諸島は野生生物の宝庫でクロアシアアホウドリ、ハワイモンクアザラシ、レイサンマガモ、アオウミガメやらなんやらの貴重な野生生物が生息しておる。
1909年にミッドウェー諸島とクレ環礁を除くアメリカ合衆国内務省の魚類野生生物局が管轄する国立自然保護区に指定されはった。
魚類野生生物局の調査員が時折、訪れる以外は一般人が許可なく立ち入る事は禁止されており、上陸するにしても冷凍殺菌した新しい服装に着替えなければ北西ハワイ諸島に上陸する事が出来へん。
また、船舶もその区域に入る事も、飛行機でさえも上空を飛行する事も禁止されておる。
唯一、フレンチ・フリゲート環礁のターン島に魚類野生生物局の基地が設置してあり、リシアンスキー島には研究者のテントが設置しておます。

海流の関係から、北西ハワイ諸島には太平洋中からゴミが集まって来て漂着しており、環境に深刻な影響を与えておる。
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